ATAIXで仮想通貨取引を行い通貨の送受信を行うためには大まかに分けて以下3つのステップをこなす必要があります。
- アカウントを開設する。
- 本人確認(KYC)を終了する。
- 取引に使う通貨をATAIXウォレットに送金する。
今回は、2の本人確認(KYC)について説明します。
そもそもKYCってなんのこと? Tierって何?
Know Your Customer の頭文字をとってKYCと呼ばれています。日本語ではよく『本人確認』や『顧客確認』と和訳されます。
マネーロンダリングや不正取引を防ぐ事を目的に、日本を始めとした世界中の仮想通貨取引所でKYCが義務付けられています。ATAIXも例外ではありません。
ATAIXでは、KYCが済んでいない状態をTier0、済んでいる状態をTier1と呼んでいます。Tierのレベルによって、ATAIXで使えるサービスに以下のような制限があります。
- Tier0 - ATAIXウォレットへの送金、取引が可能。ATAIXウォレットから他ウォレットへの送金は不可能。
- Tier1 - ATAIXウォレットから他ウォレットへの送金を含めた全てのサービスが利用可能。
KYCを済ませていないユーザーの資金をATAIXから出金させないようにすることによって、マネーロンダリング等の犯罪を抑止しています。
現在ATAIXでは、円の取引は取り扱っていないようです。つまり、ATAIXで取引した通貨を円に換金したいようなシナリオでは、円を取り扱っている他の仮想通貨取引所に出金する必要があります。こういった場合、KYCを済ませ、Tier1に昇格している必要があるということになります。
KYCには何が必要なの?
現時点(2020年12月4日)では、以下2点の書類が必要です。
- 政府発行の身分証明書(免許証、もしくはパスポート。
- 自撮り写真で以下の要件を満たしたもの。
- KYCに使用したものと同様の身分証明書を手に持っている。
- ”ATAIX KYC“というフレーズ及び今日の日付が手書きされた紙を手に持っている。
身分証明書について、ATAIXのサポートページに以下のような記述がありました。
写真付き身分証明書は、原則、政府発行の身分証明書かつ、写真、名前、住所、有効期限が記載されている必要があります。 有効期限が切れた場合、再び更新する必要があることに注意してください。身分証明書は写真または文字が明確であり、すべての情報が読み取り可能であることを確認してください。
自撮り写真について、1の要件として免許証をアップロードした場合は、アップロードしたものと同じ免許証を自撮り画像に含める(手に持つ)必要があります。また"ATAIX KYC"と"日付"が手書きで書かれた紙も同様に自撮り写真内に写っている必要があります。
以前までは住所証明が2の書類として必要だったようですが、現在は住所証明ではなく自撮り写真に変更されていることに注意してください。
実際のKYC承認手順は?
①ATAIXにログイン後メニューより『Verification』をクリックします。
②携帯電話の登録をします。
国コード及び携帯電話番号を入力し、『NEXT』をクリックします。
携帯に送られてきた認証コードを入力し、『DONE』をクリックします。
これで携帯番号の登録は終了です。
③次に『身分証明書』及び『自撮り写真』をアップロードします。
※自撮り写真は上部で触れた条件を満たしているものをアップロードしてください。
Your Request is being processed (リクエストを処理中です)と表示されたら完了です。
KYCは大体営業日3日を目安に処理されるそうです。結果は登録しているEメールアドレス宛に届きます。
以上になります。
それでも何かわからないことがある場合は?
ATAIXでは英語だけではなく日本語でのサポートも受け付けているようです。英語に自信がない人でも、日本語で質問出来るので是非活用してみてはどうでしょうか。